2009年02月10日

2009年02月10日

親友の言葉

しんのすけはこれまでも常に悩んで、揺らいで、
そしてせっかく作ってきた籠をぶちこわして、新しい秩序を作って、、、
ということを繰り返して来たんだから、もっと迷えばいいよ。
捨てる勇気を持てるということはすごいことだぞ。
捨てるものが大きければ大きいほど、
新しいものを得る空間が大きくなる、ということなんだから。


数ヶ月前にメールでもらった言葉。これはずどんと響いた。

彼より僕が先に死んだら、やっぱり彼に弔辞はお願いしよう :-)



これまた別の親友とのメールのやりとりにて。

>>> なんかちょっとお役に立てているようでうれしい。
>>>
>> なんか、しんのすけからこういう発言で、ちょっと不思議な感じ。
>>
>
> そう?
> なんで?
>
しんのすけは、「人の役に立つ」ということが
第一目的になる人じゃない気がするから。
自分がやりたいと思ってやったことが、結果として人の役に立った、
そしたらやっぱり、自分のやりたいことをやってよかったんだー
って思えてうれしい、という感じだから。
なので、直接的に「役に立ててうれしい」という発言を聞くと、
不思議な感じがした。私の勝手な感じ方だ。


そうか、そうだよな、と思うわけです。こういう指摘をされると。

2人とも長い友達です。

ありがとう。

2009年02月04日

2009年02月04日

どんなふうにゴールしたいか

複数の組織が協力しあって進めようとしていたプロジェクトが、本日あっけなく頓挫。


僕はプロジェクトの支援者という立場だったが、
とても社会的意義のあることだったので、なんとも残念。
さて、今後、どうしようかという悩ましい状況。


出会ったとき、思いは同じように見えて、最初は盛り上がる。
しかし、それぞれ異なる時間を生きていたわけで、
少し議論を重ねて、お互いのことが理解しはじめ、同時に誤解しはじめ、
あれ?と思うところが少しずつ増えてくる。

「こうしてくれればいいのに。」
「なんでああなんだろう。」

他責な台詞が増えてくる。
そういう台詞の押収は、口に出しても出さなくても、少しずつ相手にダメージを与える。
それと同時に、自分の言葉で、知らず知らずのうちに自分自身にもダメージを与えている。

ゴールが同じだとしても、やっぱりどんなふうにそのゴールに到達するのかを、
しっかりと共有しあわないとダメなんだと、今回、両者の間に立ってみて改めて痛感。


ゴールするためにどんなふうにする?
二人三脚、むかで競争、バトンリレー、騎馬戦。


もしかすると、相手は二人三脚やむかで競争は、責任が曖昧だから嫌いだったりするかもしれない。
もしかすると、リレーのアンカーに嫉妬したりするタイプかもしれない。
もしかすると、騎馬戦では絶対に上に乗りたがる人かもしれない。
そうじゃなくて、サッカーだったり野球だったり、ひょっとして体操の団体だったりしたのかもしれない。

そして、自分はどうなのか。


「どんなふうに」には、その人が大切にしているもの、大切にしたいことが表れる。
「どんなふうに」は方法論(how to do)のように見えるけど、実は、在り方(how to be)なんだな。

2009年01月22日

2009年01月22日

魂胆バレバレ

子ども達は相変わらず、眠る時には誰がお母さんの隣になるのか大騒ぎ。

二段ベッドがあるのだが、その上の段に寝ることが一番多いのは、実は僕。
僕が寝る時間には、そこしか場所が空いていないことがしばしば。

そこで最近、モユには
「お父さん、夜中にモユの隣に行くから、二段ベッドの上に寝てて!」とこっそり伝えてみたりして、
「お母さんの隣争奪戦」に参戦する子どもを一人でも減らそうとしている。

今日も同じようにモユを呼び出す。

「モユ、先に二段ベッドの上で寝てて、あとで行くから!」と耳元でささやくと、
「うん、わかってる。お父さん、モユを一人で寝かせようとしてるんでしょ?」
と言われ、ウィンクまでオマケにもらいました…。

大人の魂胆はバレバレです。


2009年01月21日

2009年01月21日

二重の虹

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昨日は雪の中。
今日は沖縄へ。日帰り。

夕方、豪雨。

生まれて初めて信号が停電か何かでとまった交差点を通過しました。
交通量が多かったので、かなり緊張した。

雲の切れ間から太陽の光が見える。

そして二重の虹。
これも生まれて初めて見ました。


2009年01月20日

2009年01月20日

森のようちえん

森のようちえんへ。

雪の中で半日、子ども達と過ごす。
突然現れた大人に、子ども達は「一緒に遊ぼう」と誘ってくれる。

僕は「しんちゃん」と呼ばれることに。

森の中にはなんでもある。
龍や飛行機。お家や電車。スベリ台に陽だまり。

焚き火を囲みながらお昼ご飯。
焼きおにぎりに一口ハンバーグ。

声と表情が生きている。

森の中には明確なルールはないけど、
森の中で子ども達はルールをつくっていく。

自分自身の好きなこと、心地よいこと、できること、挑戦してみたいこと、
そんなことを森や友達と何度もやりとりしながら、
試行錯誤している。

「自由というのは枠がないことではなく、枠を自分で決めること、決められるこ
と。」
そんなことを言っていたのは誰だっけ。

時々見かける、やりたいのかやりたくないのか自分自身でもわからないことをさ
せられている子ども。
もちろん親は子どもの将来のことを強く思って、そうさせているはず。
でも、なんだかそれは「活かされている」なぁと思う。

森の中の子ども達は「自らを生きている」。

そう強く感じました。

2009年01月14日

2009年01月14日

名刺がない

年末から名刺を切らしている。

そしてそのままでいる。

名刺を渡す必要があるタイミングもあったのだが、「すみません、名刺を切らしていて」ともらうだけ。

今、困っているかというと、それほど困っていない。

いいタイミングだから、名刺のデザインも変えてみようかなと思う。

住所も電話番号やファックス番号もいらなくて、名前とメールアドレスだけでいいかな。
会社名や肩書きもなくしてみるとどうだろうか。

そしたら、なんか偉い人の名刺っぽくなるので、それもどうかなとも思う。

そういうわけで名刺に悩んでいます。

そうだ、明日は名刺が必要だ…。

2009年01月13日

2009年01月13日

女性席

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今日は一日、鮫洲で違反者講習です。
8時30分受付開始。
8時には到着済み。

教室に入ると入口すぐのところになぜか「女性席」の札が。
合計で4席分。

これってどうなんだろ…。

何か以前にトラブルがあったり、男性ないしは女性から苦情やリクエストが出て、このような対応をしているのだろうか。

しかし女性同士はすでに隣の人と会話を始めている。
今のところ男性は終始無言。
隣の人と話している人もいない。

8時50分から説明がスタートします。

午後からは
Aコース(実車による安全運転の診断と指導 14,250円)
Bコース(街頭に出て交通安全活動を体験 10,250円)
に分かれての講習。

天気もいいのでBコースにしてみますか。

2009年01月10日

2009年01月10日

せんざいとう、まんざいとう、えいえいとう

P1020156.jpg


上棟式。


秘かにかなり感動していました。
玉串奉典では、二礼二拍一礼を忘れた施主ですが、儀式はやっぱりいいものです。
儀式というものは、好きだ。
節目でしっかりやるべきものだと思います。


DSCF0836.jpg

「千載棟(せんざいとう) 万歳棟(まんざいとう) 永永棟(えいえいとう)」という神主さんの掛け声と共に、大工の棟梁さんと一緒に天井の梁を槌で打ちました。

神主さん「せんざいとう」
僕+棟梁「おー」
で、棟梁と一緒に、梁をカン、カン、カンと打ちます。

そして、神主さん「まんざいとう」
僕+棟梁「おー」
また、カン、カン、カン。

最後も「えいえいとう」「おー」、カン、カン、カンです。



すべてが終わった後に施主としての挨拶を求められましたが、いきなりのことだったのでしどろもどろ。
後から思えば、工事中の無事故を願う一言を加えるべきでした…。


竣工は、春と夏の間。

関係者の皆様、ありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。


設計は、泉幸甫建築研究所です。

2009年01月09日

2009年01月09日

NN症候群

今朝のコタロウ。

「あと何回寝たら保育園休み?」
「明日は土曜日だから、保育園はお休みだよ。」
「イヤダー!オヤスミイヤダ。もう、保育園行きたくない!」


原因はわかっている。


保育園がお休みの前日は、お昼寝の後に、毛布カバーを取り外して自分の保育園バッグにしまわなくてはならない。
この毛布カバーを外すのがコタロウは苦手なのだ。
保育園の先生や友達も手伝ってくれている。
それでも、イヤなのだ。できないことが悔しいのだろう。

だから「明日が保育園休み」というのは、彼にとってはとても嫌な日。
そして、「行きたくない」ということになる。


苦手なものから逃げる。


保育園には外遊び用のジャンバーを置いている。
昨シーズン、彼のジャンバーはボタンで留めるものだった。
今シーズン、彼のジャンバーはジッパーで留めるものに変わった。

これがうまくできない。苦手だ。

それがイヤダということで、いつも家で着ているプルオーバーのジャンバーを保育園でも着るようになってきた。


苦手なものから逃げる=NN症候群。


さて、これにどうやって対応していこうか。
撃退には時間がかかりそうだなぁ。
大人の根気が必要そうです。

2009年01月07日

2009年01月07日

僕がメガネを買うお店

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「どこでメガネ買ってるの?」
よくこの質問をされる。

もう10年以上前のこと。

「ホンジョウ君、パンツは何日に一回着替えてるの?」
「え、もちろん毎日新しいのにはき替えてます。」
「そう、じゃあ、メガネもやっぱり毎日替えなきゃね。」
「え?は、はい…」

こんなやりとりをしたのがメガネ工房カムロのご主人、禿大悟さん。
この会話をきっかけに、僕のメガネは増えていきました。

ずーっと銀座東芝ビルにお店があったのですが、ビルの建て替えの銀座2丁目に今回移転。
1月10日から新しいお店での営業スタートのこと。


メガネは「長く続いていること」のひとつです。


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